2015年からバボラのラケットを使用しているオーストリアのチャンピオン、ドミニク・ティエムは、2019年に優勝したATP500ウィーンでプロテニス生活に幕を下ろします。2020年には世界ランキング3位を達成し、同年ニューヨーク(アメリカ)の全米オープンでタイトルを手にしました。ドミニクは、バボラPure StrikeラケットとバボラRPM Powerストリングを使用するブランドを代表するアンバサダーであり、バボラファミリーの最も名誉あるメンバーの1人です。これはバボラとドミニクのストーリーです。
優雅さ。これがドミニク・ティエムを最もよく表す言葉でしょう。素晴らしいスキルとスポーツマンシップで知られる彼は、ウィーンでATPツアーでの15年のキャリアを締めくくります。彼はキャリア生活のうち10年間をバボラと共に過ごしました。
ドミニク・ティエムは2015年に正式にバボラファミリーに加わり、「Pure Strike」ラケットでプレーしました。このラケットは、パフォーマンスを追求し、自信を持って強打したい攻撃的なプレーヤーに、正確なコントロールと優れたフィーリングを提供するためにバボラが設計したものです。変化はすぐに結果に結びつきました。ドミニクはそのシーズンにATP250(ニース、ウマグ、グスタード)で初のタイトルを獲得したのです。ただし、ブランドとの最初のコンタクトは2013年の全豪オープンに遡ります。この長いプロセスについて、2008年からバボラの選手契約の責任者を務めるジャン=クリストフ・ヴェルボルグ氏は次のように述べています。「私たちは通常、ラファエル・ナダルやカルロス・アルカラスのように9歳から13歳の若手選手と契約しますが、ドミニクとはどうしてもパートナーとして一緒に仕事をしたかったのです。そのため、私たちは彼の父親のアカデミーがあるウィーンを3回、テストのためにテネリフェを2回尋ねました。私たちは、Pure Strikeがドミニクに必ずマッチするラケットであり、さらに彼が『コントロール』セグメントのPure Strikeを体現する素晴らしいアンバサダーになると確信していました。」
とても要求の厳しいチャンピオンであるドミニクは、パフォーマンスを最大化するためにバボラチームからの提案に常に積極的に応じる一方で、ギアの開発にも大きな役割を果たしてきました。彼は、RPM Powerストリングの開発や、Pure Strikeラケットの各世代の進化にも重要な役割を果たしました。
ドミニク・ティエムとバボラは、今後もパートナーとしてともに歩んでいきます。エリック・バボラ氏はこう語っています。「私たちはドミニクと同じ価値観を共有しています。彼のフェアプレー精神や環境に対する価値観は、10年にわたって私たちにインスピレーションを与えてきました。私たちに共通する価値観と高い目標が、ギアの最適な開発に結び付いています。私たちのパートナーシップを非常に誇りに思います。」
ドミニク・ティエムの概要
• オーストリア人、31歳
• 2020年3月の世界ランキング3位
• ATPで17のタイトル、うち2020年の全米オープン
• ATPで12の決勝、2020年の全豪オープン、2018年と2019年の全仏オープン
• 2015年からバボラと契約
• ラケット: バボラPure Strike / ストリング: バボラRPM Power
※バボラ契約選手はカスタマイズされたラケットや写真とは異なるモデルを使用している場合があります。