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「常に目標を掲げ、それに取り組んでいます。目標を持つことで、プレーヤーとしても人としても成長できます。」
- Rafael Nadal

1995年:物語の始まり
将来有望な若いスペイン人プレーヤーは新しいラケットを探していました。叔父のトニーは、当時カルロス・モヤが使っていたバボラのソフトドライブが甥のラファエル・ナダルに合うことを確信していました。

2002年:マヨルカ島からやってきたスーパールーキー
ラファは弱冠15歳の若さで初出場したATPの試合で勝ち、頭角を現しはじめました。これがきっかけで、テニス界はラファに注目するようになります。

2004年:成功を握る鍵はスピン
ナダルの強烈なスピンが今後試合で強力な武器になると確信したバボラは、ラファと一緒にアエロプロドライブを開発しました。空気力学を応用して作られたこのラケットは、ラケットヘッドの速度が増し、スピン性能が向上するため、ラファのトップスピンがそれまで以上に試合で活きるようになりました。

2005年:いざ、パリへ
この年のクレーシーズンに、ラファは圧倒的な強さを見せつけます。24試合連続勝利を記録し、ローラン・ギャロスで初タイトルを獲得しました。

2009年:新しいAEROシリーズはブラック
常に革新を追求するバボラは、ラファの協力を得てスピン性能を限界まで高めた新しいストリングを開発しました。このユニークな構造とコーティングが特徴的なRPMブラストの珍しいブラックカラーを使い始めてから、ラファのテニスは新しステージへと入っていきました。

2010年:クレー以外での活躍
USオープンで初優勝を飾ったラファは4大大会をすべて制覇し、オリンピック大会男子シングルスでも金メダルを獲得して、キャリアゴールデンスラムを達成しました。赤土の王にとどまらない、ラファの快進撃です。

2016年:飽くなき挑戦
最近のプレーヤーは今まで以上にパワーのある重いショットを打ってきます。バボラとラファはその課題に取り組むべくピュアアエロを開発し、スピンとパワーの新基準を生み出しました。それは世界中のコートで「スピンマシーン」と噂されています。

2020年:グランドスラム20勝達成
ラファの挑戦は、まだまだ続く。

2022年 : This is Greatne22.
ラファが全豪オープンを制し、グランドスラム史上最多の21勝を記録。
さらにその4ヶ月後には、全仏オープンで14回目の優勝を果たし、自身のグランドスラム最多優勝記録を22勝に更新しました。
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