史上最年少で世界1位を獲得したテニス界の新生、カルロス・アルカラスは10歳からバボラと契約を結び、この度2030年まで契約を延長することを発表しました。テニス専門の企業としてフランスで1875年に創業したバボラとの7年間の契約延長は、全米オープン前のニューヨークで発表されました。
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2022年には全米オープンでチャンピオンとなり、PURE AERO 98とRPM BLAST でプレーして新たにウィンブルドンで王者に輝いたカルロス・アルカラスは、バボラの5代目CEOであり、エリック・バボラと自身の契約延長のサインを交わしました。バボラは、ルネ・ラコステ、アーサー・アッシュ、ビョルン・ボルグ、ピート・サンプラス、アンディ・ロディック、リー・ナ、キム・クライシュテルス、キャロライン・ウォズニアッキ、ラファエル・ナダルなど歴代の偉大なチャンピオンたちから、テニス愛好者までに向けて150年近くに渡り装備を提供してきました。
「10年以上の間、バボラは常に私のパフォーマンスを高めるために一緒に取り組んでくれました。それは、単なる用品提供に留まらず、同じ"チーム"として共に歩むことを意味するのです。私が一方的にニーズやフィードバックを伝えるのではなく、いつも双方向のコミュニケーションを大切にした関係性です。その結果、満足のいくパフォーマンスを発揮することができており、だからこそ今後もバボラとの契約を継続することは私にとってとても自然なことなのです。」とアルカラスは、契約更新について説明します。
エリック・バボラは、「我々にとってスポーツは成績だけでなく、取り組む姿勢や理念にも深く関わるものと捉えています。カルロス・アルカラスは、バボラが大事にしている"No guts, No glory" (勇気なくして栄光なし)という理念を象徴し、若年層を含むすべてのテニスファンにインスピレーションを与える存在です。ポジティブなマインド、スポーツマンシップ、そして心の底からテニスを愛する姿勢がたくさんのファンを惹きつけるのです。10年前に当時10歳のアルカラス少年と初めて契約したのですが、これからさらに7年間を共に歩んでいけることをとても嬉しく思い、手を取り合ってさらに歴史に名を残し、テニス界を盛り上げていってもらいたいと思っています」と、コメントしました。
カルロス・アルカラスは、10歳のときにスペインでバボラと契約を交わしました。13歳でバボラのインターナショナルチームに加わり、20歳でテニス史上最年少の世界No.1に輝き、すでに2つのグランドスラム(2022年全米オープン、2023年ウィンブルドン)でシングルタイトルを獲得しています。
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4歳でテニスを始めて以来、ずっとバボラのラケットとストリングと共にプレーしてきたアルカラスは、10歳にバボラと契約した当時はPURE AEROを使用し、その後さらにコントロール精度を上げるため、PURE AERO (100 in)よりも小さいヘッドサイズのPURE AERO VS (98 in) にスイッチしました。そして、2022年の全米オープンからはPURE AERO 98とRPM BLAST (130ゲージ)のコンビネーションでプレーしています。
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※バボラ契約選手はカスタマイズされたラケットや写真とは異なるモデルを使用している場合があります。